『神の言葉の多様性』:使徒言行録2章1−11節(ペンテコステ)

聖書(旧新約)の翻訳言語数は717言語。聖書の一部や分冊、手話言語等を含めると3495言語に達したとの報告がある(出典:世界ウィクリフ同盟2021.9月)。実に多様な言語に今も神の言葉が伝えられている。「星の王子さま」「ピノキオ」等のベストセラーでさえ翻訳は300言語に満たない事からも唯一無二の書だ。現在、聖書翻訳プロジェクトが進行中の言語数は2217言語、将来的には更に1892の言語に訳される必要があるという(出典:Wycliffe Bible Translators)。五巡祭(ペンテコステ)は、ユダヤではシナイ山にてモーセが神の言葉を授かった記念日でもあった。ペンテコステの日に降った約束の聖霊。そこに集まっていたあらゆる地方の人々は、各人の故郷の話す多様な言葉で神の偉大な業を聞いた(使徒2:11)。聖霊の風は今も吹いて実に多様な人々に、多様な方法で神の愛と言葉を伝え、希望を与え続けている。(2022.6.5:ペンテコステ礼拝)

2022.6.5(日)礼拝講壇生花 by YOSHIKO