『わたしがあなたを選んだ』:ヨハネによる福音書15章15−17節

私は8歳の時にイエスを救い主として信じ、バプテスマを受けた。式のあと、教会の人たちから握手を求められ「おめでとう!」と祝福された。ある方はハンカチで大粒の涙をぬぐいながら喜んでおられた。今でも鮮明に覚えている。クリスチャンとしての<歩みが始まる前>に祝福されたことは、後々何度も思い起こされることになった。何か良い立派な行いをしたとか、まだ何もなし得ていないのに喜ばれている。ただ、私の存在を喜び、今の自分が祝福されている。私にとっては励ましとなる実に嬉しい出来事となった。神の選びと愛は、われらが生まれる以前から存在するのだ。受け持ちのクラスの留学生が先日、ヨハネ15:16にある「選び」について自ら一所懸命に書いた「日本語」でレポートを提出してくれた。「この言葉は、あなたが神様に必要とされていることを意味しています。あなたが生きていることを選んだのではなく、神様があなたを選んだのです。神様のメッセージは誰もが愛されるべき存在であるということ。みんな悲しい日々を過ごしてきたけど、あなたは愛されているんだよ」アーメン。(2022.7.3)

2022/7/3(日)礼拝講壇生花 by YOSHIKO