「友よ、生きよ、そして歩み出せ」:ローマの信徒への手紙15章17−21節

東北の地で50年にわたってキリストの福音を証しつつ教会に仕え、キリスト教主義学校である宮城学院中学校・高等学校で延べ15年に及び校長としての職をまっとうされた大沼隆先生の遺稿説教集「困惑を乗り越えて」が教文館より出版された。当教会が無牧師時代であった2015年の礼拝でご奉仕をされた時の説教が、今回の遺稿集に掲載されている。当時の説教題は「友よ、生きよ、そして歩み出せ」。87年の生涯において、復活の主イエスの語り掛けのように何度も去来した言葉であると語っておられる。「信仰とは、困惑があっても乗り越えて生きてゆくことである」との言葉通り、人生の数々の難題に真正面から立ち向かい、幾度なく押しつぶされても耐え抜き、乗り越えて来たからこそ紡ぎ出される大沼先生の説教には、今も私たちを福音によって奮い立たせる力がある。神学校週間を迎えた。西南学院、東京バプテスト神学校・九州バプテスト神学校で学び、福音宣教者としての歩みに備える献身者を覚えて祈ることは、共に福音を証しする宣教のわざである。(2023.6.25)


2023.6.25(日)礼拝講壇生花 by ISHIMARU