東日本大震災から13年を数えての祈り』:東北バプテスト連合被災地委員会編

主よ、東日本大震災から13年を数えました。私たちは今日、あの日の出来事を思い起こします。広い地域でたくさんの被害を受けました。家族や友人を亡くし、故郷、生活、仕事など、様々なものを失いました。大きな分断の痛みと悲しみ、深い喪失感の中、今日まで歩んできました。何年経ってもまだまだ心の深いところにある闇は埋まりません。しかし、あなたへの期待と、あなたの「共にいる」という約束、さらに多くの人々の祈りと励ましの中、今を生きています。これからも、今日を生き、明日に向かう力と恵みを与えてください。そして悲しみの中にある方々や、痛みを持つ方々と心を合わせ、一つにしてくださり、一緒に生きることができますように。特に、能登半島地震をはじめとしたさまざまな国や地域での自然災害被災の方々へ、祈りを合わせます。・・・たくさんの祈りの課題を覚え、被災の方々や世界で新たに起こる苦難の方々と共に祈りつつ、支え合い、子どもたちにこの経験を伝えながら心を高く上げ、前に向かってすすむことができますよう、主よ、導いてください。そして主よ、あなたの平和が実現しますように。私たちの信仰をいつも新しくし、希望に生きる者としてください。救い主イエス・キリストのみ名によって祈ります。アーメン(2024.3.11)